兵庫支部誕生とその軌跡
戦後、復興の槌音が高まる昭和27年4月、播州中心の17名によって示現会支部を結成し、初代支部長に芹生政夫・事務所を梶一郎として発足しました。
当時は、物や資材も不足している時代で、活動のための準備物から飲食など大変な苦労でしたが、それも芹生・梶両先生夫人の献身的なバックアップに支えられていたのです。
「絵画基礎の確立とかたちにこだわらない進歩的なしごとや個性の尊重」主目的に掲げ、爾来、芹生政夫先生のモダンでしゃれた感覚と、梶一郎先生のオーソドックスで伝統を重んじる二極の両輪の指導によって私たちは育ってきたのです。